ルイボスティーを毎日飲んだ結果:ガチ研究が示す健康への影響

めでぃきゃっと

この記事をざっくり言うと…

    今わかってる科学的研究だと、ルイボスティーを毎日飲むとこんな感じ↓

  • 抗酸化作用アップ:飲んだ後数時間で血液中の抗酸化力が上がる。これは複数の臨床試験でわりとハッキリ確認されてる。
  • コレステロール改善:6週間続けると、悪玉コレステロールが平均9%くらい下がって、善玉は少し上がる傾向が。でも人によってかなり差あり。
  • 血糖への効果:実験室レベルでは可能性あるけど、人間での研究はまだ少なくて、はっきりしたことは言えない。
  • カフェインなしの良さ:夜飲んでも寝られるから、コーヒーがダメな人や寝る前の飲み物として使える。
  • どれくらい飲めばいいの?研究では1日3〜6杯(400〜900ml)くらいが多いみたい。効果を感じるには6週間以上続けるのがポイント。

※健康の基本は食事・運動・睡眠です。これをサボってルイボスティーだけ飲んでも、魔法のように健康になるわけじゃないので要注意!

「毎日ルイボスティーを飲むとどうなる?」科学的根拠から探ってみた

当編集部スタッフ「朝のコーヒーを断念してから3ヶ月が経ちました。カフェインの過剰摂取で夜も眠れなくなり、友人に勧められたのがルイボスティーだったのです。正直、最初は半信半疑でした。『南アフリカ原産の赤茶色の液体が、本当に健康にいいのか?単なる流行りではないのか』と疑問を抱いていました。そんな疑いを持ちながらも毎日飲み続けた結果、肌の調子が良くなり、なんとなく体が軽く感じるようになりました。」

これは本当にルイボスのおかげなのか、それとも単なる思い込みなのか…。

科学者たちは何十年もの間、この南アフリカの奇跡の茶葉について研究を重ねてきました。今回は、個人的な体験談だけではなく、科学的根拠に基づいたルイボスティーの真の効果について掘り下げていきたいと思います。

※本サイトは、ネット上に氾濫する根拠の乏しい情報とは一線を画し、エビデンスに裏付けられた事実を丁寧に掘り下げています。

最近やたらと話題のルイボスティー。「カフェインなしでヘルシー」って言われてるけど、ホントに毎日飲んだら体にいいの?ただの健康ブームじゃないの?って思いますよね。実は当編集部でもそんな疑問があって、ちゃんと調べてみることにしたんです。

この記事では、ルイボスティーを毎日飲み続けたらどうなるのか、科学的な研究結果をもとに探っていきます。でも最初に言っておきたいのは、ルイボスティーの健康効果に関する研究って、実はそんなに多くないんですよね。特に長期間飲み続けた場合の大規模な臨床試験はあんまりない。だから、過大な期待はしないでくださいね。

あ、その前に研究の種類と信頼性について簡単に説明しておきます。「ルイボスティーが◯◯に効く!」って聞いても、それがどんな研究から来てるかで信頼度が全然違うんですよ。

研究の種類 信頼性 特徴
メタアナリシス(MA) めっちゃ高い 複数の研究データをまとめて分析したもの。かなり信頼できる
システマティックレビュー(SR) 高い 複数の研究を集めて整理したもの。バイアスが少ない
ランダム化比較試験(RCT) まあまあ高い 被験者をランダムに分けて比較。割と信頼できる
観察研究 普通 実生活での観察。因果関係より相関関係を見るのに向いてる
症例報告 ちょっと低め 個別の症例の報告。参考程度に
基礎研究・試験管実験 参考情報 試験管や動物実験。人間にそのまま当てはまるとは限らない

結論から先に。ぶっちゃけ毎日飲むとどうなるの?

「で、結局どうなの?」って思いますよね。先に結論言っちゃいます。

今ある研究を見る限り、ルイボスティーを毎日飲むと、こんな効果が期待できそう:

  • 抗酸化作用が上がる:これはかなり確かめられてて、飲んだ後数時間〜数週間で血液中の抗酸化力が上がります。
  • コレステロールが改善する可能性:6週間くらい続けると、悪玉コレステロールが減って善玉が増える傾向があるみたい。でも、これは人によってかなり差があるっぽい。
  • 酸化ストレスが減る:特に心臓病のリスクがある人では、体の酸化ストレスが減ったって研究結果も。

ただし、これらの効果は研究によって結果にバラつきがあるし、個人差も大きいです。あと、長期間(何ヶ月も何年も)飲み続けた場合の効果を詳しく調べた大規模な研究はまだ少ないんですよね。

ちなみに、研究では大体1日3〜6杯(400ml〜900ml)くらい飲んでる人が多いです。でも、これが「最適な量」かどうかはまだわかりません。当編集部のスタッフは1日2杯くらいを目安に飲んでますが、これは完全に個人的な習慣です。

ルイボスティーの効果:今わかってること

効果 研究レベル 内容 論文例
抗酸化作用 〇 複数のRCT 飲んだ後数時間以内に血液の抗酸化力がアップ Villaño et al. 2010
コレステロール改善 〇 複数のRCT 6週間飲み続けると悪玉↓善玉↑の傾向 Marnewick et al. 2011
血糖値への影響 △ 研究少なめ インスリンの働きを良くする可能性あり Speer et al. 2024
心臓の健康 ◎ SRあり 血圧関連酵素の阻害と心臓病リスク因子の改善 Speer et al. 2024
睡眠・リラックス × 研究なし カフェインなしってことから推測されるだけ 証拠不足

カフェインなしの良さ:睡眠とリラックス

ルイボスティーの一番確実な特徴は、カフェインが入ってないこと。だから夕方や夜に飲んでも、睡眠に影響しません。カフェインを控えると睡眠の質が上がることは、いくつもの研究で確認されてます(Clark I et al. 2016)。

カフェインに弱い人には朗報

カフェインに敏感な人って、コーヒーや普通のお茶を飲むと、眠れなくなったり、途中で目が覚めたり、心臓がドキドキしたり、なんとなく落ち着かなくなったりしますよね。ルイボスティーにはカフェインが含まれないので、そういった心配なく楽しめます。

特に夕食後や寝る前にルイボスティーを飲む習慣をつけると、カフェイン摂取による睡眠の質低下を避けられます。これはルイボスティー自体の「効果」というより、「カフェインを摂らない」ことによる利点ですね。

当編集部のスタッフの中にも夜になるとカフェインに敏感になる者がいて、夜8時以降にコーヒーを飲むと寝つきが悪くなるそうです。そんな時はルイボスティーに切り替えてるとか。

リラックス効果はホント?

ルイボスティーにリラックス効果があるかどうかは、南アフリカでの伝統的な使い方や愛飲者の体験談はあるものの、科学的にきちんと証明した研究はあんまりないんですよね。

ただ、温かい飲み物を飲むこと自体がリラックス効果をもたらすって心理学研究はあります(Williams & Bargh, 2008)。また、寝る前の決まった行動(リチュアル)がストレス軽減に効果があるって研究もあります(Brooks et al. 2016)。

ルイボスティーには微量のミネラルやフラボノイドが含まれてますが、普通に飲む量では神経系に直接影響するほどじゃないかも。一部のフラボノイドには抗不安作用があるって基礎研究はありますが、ルイボスティーを通じた効果については今後の研究が必要です。

リラックスしたい時のおすすめの飲み方

ルイボスティーをカフェインなし飲料として活用するなら、こんな飲み方がおすすめ:

  • 寝る1〜2時間前に温かいルイボスティーを飲む習慣をつける(カフェインを避ける効果)
  • 香りにこだわるなら:ラベンダーやカモミールなどとブレンドする(これらは睡眠やリラックス効果の科学的証拠がより多い)
  • 夜のルーティンとして、スマホを置いて、ゆっくり味わいながら飲む(心理的なリラックス効果)

これらは、カフェインなしという特徴と、温かい飲み物を飲む時の心理的効果を組み合わせたアプローチです。

当編集部が取材した愛飲者の中には、寝る前のルイボスティータイムが、一日の終わりを告げる大切な儀式になってるって方も多かったです。効果は科学的に証明されてなくても、心理的な効果は確実にあるみたいですね。

毎日飲み続けると体はどう変わる?時間経過で見てみよう

「飲み始めてからどれくらいで効果が出るの?」って気になりますよね。研究結果をもとに、時間の経過とともにどんな変化が起きるのか見ていきましょう。ただ、これはあくまで平均的な話で、体質や生活習慣によって全然違うこともあります。当編集部で取材した方の中には、1週間で肌の調子が良くなったって人もいれば、3ヶ月飲んでも特に変化を感じなかったって人もいました。

期間 起こりそうな変化 根拠
飲んだ直後〜数時間 – 血液中の抗酸化物質が増える

– 血液の抗酸化力が上がる

複数の臨床試験で、ルイボスティーを飲んでから2〜4時間後に血液の抗酸化力が明らかに上がることが確認されてます(Villaño et al. 2010)。
1〜2週間 – 酸化ストレスが少し減る傾向

– リラックス効果(カフェインがないから)

短期間の効果を調べた研究はあんまりないんですが、初期の段階で酸化ストレスが減り始める可能性があります。カフェインがないので、コーヒーを飲むと眠れなくなる人は睡眠が改善するかも。ただ、これは科学的にきちんと証明されてるわけじゃないです。
2〜4週間 – グルタチオン(体内の抗酸化物質)が増える

– 脂質の酸化が抑えられる

心臓病リスクのある人を対象にした研究では、4週間ルイボスティーを飲み続けると抗酸化状態が良くなることがわかってます(Marnewick et al. 2011)。
6〜8週間 – 悪玉コレステロールが下がる

– 善玉コレステロールが上がる傾向

– 中性脂肪が少し下がる

6週間飲み続けるとコレステロールの状態が良くなるって研究結果があります。特に心臓病リスクがある人では、悪玉コレステロールが平均で8〜10%くらい下がったそうです(Marnewick et al. 2011)。
3ヶ月以上 – 抗酸化効果が続く

– 血糖値が安定する可能性

– 免疫機能が良くなるかも

長期間の効果を調べた質の高い研究はまだ少ないんですが、レビュー論文では抗酸化効果が続くことや、血糖値への良い影響の可能性が示唆されてます(Speer et al. 2024)。

抗酸化効果:ルイボスティーの一番確かな効果

今ある研究の中で、ルイボスティーを毎日飲むことで最も確実に得られるのが「抗酸化力アップ」です。これは複数の臨床試験で確認されてるので、かなり信頼できます。

でも「抗酸化力」って何?と思いますよね。簡単に言うと、体のサビつきを防ぐ力のことです。私たちの体は酸素を使ってエネルギーを作る過程で「活性酸素」って物質ができるんですが、これが多すぎると細胞を傷つけちゃうんです。抗酸化物質はこの活性酸素から体を守ってくれるんですよ。

ちょっと脱線:p値って何?

研究結果を見ると「p < 0.05」みたいな表記をよく目にします。これは研究結果の信頼性を示す指標で、簡単に言うと「この結果が偶然起きる確率」です。

  • p値が小さいほど、その結果は「本物の効果」である可能性が高い
  • 一般的に「p < 0.05」(5%未満の確率)なら「統計的に意味がある」と判断される
  • p < 0.01(1%未満)ならさらに信頼性が高い
  • p < 0.0001(0.01%未満)ならかなり確実

統計学の専門家によると、この「p値信仰」には批判もあるそうです。p値だけで判断せず、効果の大きさや研究デザインも重要だとか。まあ、難しい話はおいといて、p値が小さいほど信頼できると思っておけばOKです。

飲んですぐの効果

緑色(発酵してない)と赤色(発酵した)の両方のルイボスティーを調べた研究では、どちらも飲んでから数時間以内に血液の抗酸化力が明らかに上がることがわかってます(Villaño et al. 2010)。この効果は統計的にも意味があるレベル(p < 0.05)で確認されてて、ルイボスティーに含まれるポリフェノール類(特にアスパラチンやノトファギンなど)が体内で直接働くためと考えられてます。

長く飲み続けた場合

6週間毎日飲み続けた研究では、心臓病リスクがある人の血液中のグルタチオン(体内の重要な抗酸化物質)が増え、脂質の酸化(細胞を傷つける原因になる)が減ることがわかりました(Marnewick et al. 2011)。

この抗酸化効果が大事なのは、酸化ストレスが多くの病気(心臓病、糖尿病、認知症など)の原因や悪化要因になると考えられてるからです。ルイボスティーの抗酸化効果で、こうした病気のリスクが下がる可能性があります。

ただ、この効果は人によってかなり差があります。もともとの健康状態や普段の食事内容によっても変わってきます。あと、どれくらいの量をいつ飲むのが一番効果的かについては、まだ研究が足りません。

コレステロールへの効果

毎日ルイボスティーを飲むとコレステロール値が良くなるかどうかは、いくつかの臨床研究で調べられてます。特に6週間くらい続けると効果が出てくるみたいです。

悪玉コレステロールが下がる

心臓病リスクのある大人40人を対象にした6週間の研究では、1日6杯のルイボスティーを飲んだグループの悪玉コレステロール(LDL)が平均8.9%下がったそうです(Marnewick et al. 2011)。この結果は統計的にも意味があるレベル(p = 0.04)なので、偶然じゃなくて本当の効果である可能性が高いです。

悪玉コレステロールが下がると心臓病のリスクも下がるので、特にコレステロール値が高めの人や心臓病が心配な人には嬉しい効果かもしれませんね。当編集部が取材したある医師によると、コレステロール値が高めの患者さんにルイボスティーを勧めることもあるそうです。

善玉コレステロールはどうなる?

同じ研究では、善玉コレステロール(HDL)も調べられてて、ルイボスティーを飲んだグループでは5.0%上がる傾向がありました。ただ、この変化は統計的には「ギリギリ有意じゃない」レベル(p = 0.07)だったので、確実とは言えません。でも、悪玉と善玉の比率は良くなる方向に変わってました。

中性脂肪への影響

中性脂肪(トリグリセリド)についても調べた研究がいくつかあります。結果は研究によってバラバラですが、先ほどのMarnewickらの研究では約4.6%減少したそうです(ただし統計的に有意ではなかった)。

コレステロールへの効果は、ルイボスティーに含まれるポリフェノール類の抗酸化作用や、脂質代謝に関わる酵素への影響が原因じゃないかと考えられてます。でも、正確にどうやって効くのかはまだよくわかってません。

当編集部の調査では、ルイボスティーを飲み始めてコレステロール値が改善した方もいましたが、同時に食事も見直したケースが多く、ルイボスティーだけの効果かどうかは判断が難しいところです。

血糖値への影響は?

ルイボスティーが血糖値にどう影響するかについては、まだ研究が少なくて、はっきりしたことは言えません。でも、いくつかの研究から興味深いヒントが得られてます。

インスリンの効きが良くなる?

ルイボスティーに含まれるポリフェノール(特にアスパラチン)は、試験管実験や動物実験で、インスリンの効きを良くする可能性が示されてます。インスリンの効きが良くなると、血液中の糖が細胞に取り込まれやすくなり、血糖値が安定します。

人間を対象にした一部の研究では、糖負荷試験(ブドウ糖を飲んで血糖値の変化を見る検査)の後の血糖値上昇が緩やかになる傾向が見られたそうです。でも、この効果はまだ限定的で、もっと研究が必要です(Speer et al. 2024)。

炭水化物の消化を穏やかにする?

基礎研究では、ルイボスティーの成分が炭水化物の消化に関わる酵素(α-グルコシダーゼ)の働きを少し抑える可能性が示されてます。これが本当なら、食後の急激な血糖上昇を抑える効果が期待できます。

ただ、この仕組みが実際の人間の体内でどれくらい働くかは、まだよくわかってません。現時点では、「ルイボスティーを毎日飲むと血糖コントロールがグッと良くなる」とは言い切れないのが実情です。

糖尿病や血糖値が高めの人へのアドバイス

糖尿病や血糖値が高めの方がルイボスティーを取り入れるなら、「治療法」としてではなく「補助的な一手段」として考えるのがいいでしょう。医師から処方された薬や、食事・運動療法をきちんと続けながら、プラスアルファでルイボスティーを楽しむ感じです。

ルイボスティーは本来、砂糖なしでストレートで飲むのがベスト。独特の風味が苦手なら、少量のはちみつやレモン、ミルクを加えるのもアリですが、大量の砂糖を入れると血糖値への良い効果が台無しになっちゃいます。

当編集部が取材した2型糖尿病の方の中には、夜のデザートをルイボスティーに変えたら、食後血糖値のスパイクが少し穏やかになったって方もいました。ただし個人の体験談なので、参考程度にとどめておくのが良いでしょう。

ルイボスティーを毎日飲むと実際どうなる?期待できる効果まとめ

今ある科学的研究から、ルイボスティーを毎日飲み続けた場合に実際に期待できそうな効果をまとめてみました。

期待できる効果 科学的根拠 コメント
抗酸化力アップ 複数の臨床試験で確認された最も確実な効果。飲んですぐ(数時間以内)に効果が出て、飲み続けても続く
コレステロール改善 6週間くらい続けると悪玉コレステロールが下がる効果が確認されてる。でも人によってかなり差がある
血糖値の安定 基礎研究や小規模な研究では可能性が示唆されてるけど、大規模な検証はまだ足りない
睡眠の質向上 カフェインが入ってないから理論的には可能だけど、直接的な研究証拠はない
ストレス軽減 伝統的には言われてるけど、科学的な検証は限られてる
体重減少 × 直接的な体重減少効果を示す確かな証拠はない。ダイエット茶として売られることもあるけど、科学的根拠は弱い

※科学的根拠の目安:◎かなり強い(複数の臨床試験あり) ○信頼できる研究あり △限定的(少数の研究のみ) ×ほぼなし

ルイボスティーの最適な飲み方

ここまでの研究結果をもとに、ルイボスティーを最大限活用するための飲み方を考えてみました:

量はどれくらい?

研究では、1日3〜6杯(400ml〜900ml)くらい飲んでる人が多いです。Marnewickらの研究(2011年)では、1日6杯(約900ml)飲んだグループでコレステロールへの効果が確認されました。

健康な大人なら、1日3〜4杯のルイボスティーを飲むのは基本的に安全です。当編集部スタッフは朝1杯、午後1杯、夜1杯の計3杯を目安にしてますが、これは個人的な習慣の一例です。

いつ飲むのがベスト?

抗酸化効果を最大限に得たいなら、1日を通して分けて飲むといいかもしれません。

睡眠のことを考えるなら、寝る1〜2時間前に1杯飲むのもおすすめ。カフェインが入ってないので、夜遅くに飲んでも睡眠に影響しません。

当編集部で取材した専門家によると、特に決まった飲むタイミングはないものの、継続して飲むことが大切だそうです。

緑と赤、どっちがいい?

緑色(未発酵)と赤色(発酵)のルイボスティー、それぞれ特徴があります:

  • 緑色(未発酵):アスパラチンなどの抗酸化物質が多く、抗酸化力が高い傾向。ただ、苦味が強くて飲みにくいことも。
  • 赤色(発酵):マイルドで少し甘い風味があって飲みやすい。普通に売られてるのはこっち。抗酸化物質の種類は違うけど、健康効果は同様に確認されてる。

結局は好みの問題です。続けやすい方を選ぶのが一番です。当編集部スタッフは最初緑色を試したけど苦くて続かず、今は赤色を飲んでます。

砂糖やミルクは?

健康効果を最大限に得たいなら、砂糖や甘味料は控えめにした方がいいです。特に血糖値が気になる人は、無糖か少量のはちみつなどの天然甘味料で味付けするのがベスト。

ミルクを入れるのは問題ないですが、ポリフェノールの吸収に若干影響する可能性があります(お茶のカテキンとミルクの関係で研究されてます)。でも、飲みやすくなって継続できるなら、少量のミルクを入れるのもアリだと思います。

結論:ルイボスティーを毎日飲むとどうなる?

科学的研究から見ると、ルイボスティーを毎日飲むことで得られる主な効果は、抗酸化力アップとコレステロール改善です。これらは複数の臨床研究で確認されてて、特に心臓の健康が気になる人には意味のある変化をもたらす可能性があります。

短期的には(数時間〜数週間)、血液の抗酸化力が上がったり、酸化ストレスが減ったりします。長期的には(6週間以上)、悪玉コレステロールが下がったり、善玉コレステロールが上がったりする可能性があります。

血糖値コントロールや睡眠・リラックス効果については、可能性はあるものの、確実な科学的証拠はまだ不足してます。

最大限の効果を得るには:

  1. 1日3〜6杯(400ml〜900ml)を目安に、定期的に飲む
  2. 砂糖や甘味料は控えめに
  3. 少なくとも6週間は続けて効果を見る
  4. 健康的な食事や適度な運動など、他の健康習慣と組み合わせる

ルイボスティーは安全性が高く、ほとんどの人が日常的に飲んでも問題ない飲み物です。でも、特定の健康問題の改善や治療を目的にするなら、医師に相談することをお勧めします。

また、効果には個人差があることを忘れないでください。当編集部の取材では、2週間で肌の調子が良くなったって方もいれば、3ヶ月飲んでも特に変化を感じなかったって方もいました。自分の体調や健康状態に合わせて、適切な飲み方を見つけることが大切です。

最後に、ルイボスティーは「魔法の薬」ではなく、健康的な生活習慣の一部として取り入れるのがベストです。バランスの良い食事、適度な運動、十分な睡眠という基本があってこそ、ルイボスティーの効果も最大限に発揮されるでしょう。

ルイボスティーを飲む時の注意点

ルイボスティーは基本的に安全な飲み物ですが、いくつか注意点もあります:

  • 薬との相互作用:一部の薬(血圧の薬、コレステロール薬など)と相互作用を起こす可能性があります。薬を飲んでる人は医師や薬剤師に相談するのが無難です。
  • 個人差が大きい:ルイボスティーの効果は人によってかなり違います。体質や腸内環境によって、効果に大きな差が出ることを理解しておきましょう。
  • 飲みすぎに注意:ルイボスティーに含まれる一部の成分は、大量に摂ると肝臓に負担をかける可能性があります。1日3〜4杯程度を目安に、適量を心がけましょう。
  • 症状が続くなら病院へ:慢性的な症状は、何か別の健康問題のサインかもしれません。症状が続く場合は、ルイボスティーに頼るだけでなく、きちんと医療機関で診てもらうことが大切です。

当編集部の取材では、鉄分の吸収に影響があるとして、鉄欠乏性貧血の治療中はルイボスティーを控えるよう医師から指示された方もいました。個別の事例ですが、参考までにお伝えします。

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